ということで、またまたボーカリストからのコメント第3弾と4段を一気に公開。
今回は結月そらさんと遊女さんです。
『ユメの奥底<from Loster>』 結月そら
Q:新しいアレンジのデモを聞き、どのような感想をお持ちになりましたか?
最初に、この曲のことについて、少しだけお話させてください^^
私には、可愛らしい歌とか、元気な歌の方が、好きな時期がありました。
歌は好きでも、歌心が全くない時期がありました……。
(多分それは、折倉くんが一番知っていると思います。)
最初に「ユメの奥底で」という曲をいただいた時、さて、どうしようかな、と思ったんです。
原曲はアコースティックな雰囲気を感じる静かなバラード。
収録に入って、何度か歌っているうちに、ささやくように歌う自分、に出会いました。
それはけして無理してなくて、自然な自分だったんですよね。
そこで、はじめて、「こう歌いたいかも。」「ここはこう表現したいかも。」っていう、
歌への欲求というか、小さな歌心が芽生え始めました。
その時、「こっちの方向性は結構アリかも。」って話になって、
それ以降、静かなタッチの楽曲にはまりこむようになりました。
だから、この曲は今の私の原点ともいえます。
思い入れが非常に強い作品です。
ここから本題ですが、徒雅くんからのアレンジが届いた時、最初は戸惑いました。
わくわくする戸惑いというか。
「こ、これは挑戦状か……!!」と感じたのは言うまでもないです。
そのくらい、原曲とは違うベクトルで、楽曲を訴えるアレンジに完成していました。
感情に、静かな感情と強い感情があるように。
それは喜怒哀楽、願いや夢、何にだって言えることですが、
人それぞれ、1つのテーマに対して感じるものって全然違いますよね。
それと同じで、「ユメの奥底で」の原曲が、静かな切ない想いを訴える作品だとするならば、
アレンジで生まれ変わったこの作品は、明るい明日に繋ぐ作品になったのではないかなと思います。
是非、聴き比べて、2つの感情を楽しんでいただきたいです^^
Q:歌詞とメロディが基本的に変わっていない中、新しいアレンジに自分の歌をこう持っていこうなど考えたことはありましたか?
ちょうど時期を同じくして、ゆなさんとも話していたのですが、
新曲覚えるよりも難しかったです。
やはり原曲のイメージというのは強く残っているもので、
それは何年経っても、体に染みついているようで。
アレンジがやや激しくなったからといって、
歌い方をまるまる激しくするのはちょっとちがくて……原曲からの時を経ての成長、というのでしょうか。
原曲にも主人公がいるわけですが、その主人公が今、その当時を振り返ったらどうだろう?
と感じたのです。
今回は原曲のように、「自分の内側へ」という想いよりは「外へ外へ」という想いが強いように感じたので、
まずガラリと、根本的な感情を変えなきゃと思いつつも、「内側から外へ」という、
原曲からのアレンジ版へ、という自然な流れを意識しようと思いました。
Q:レコーディングで歌ってみて、無意識に気付かされた当時と今の自分の歌の違いなどがありましたか?
どうでしょう!
久しぶりの折倉くんのディレクションだったので、ここは、
私の歌い始め当初を知っている折倉くんに聞いてみたいですが……。
まだ未熟なので、何がどう、とか上手く答えられないのですが、
私が感じるのは、「歌」を考えるようになったなぁーということと、
アレンジをしっかり耳に刻むことが出来るようになったことです。
空気感を大切にするようになりました。
これが、私の中で、すごく大きな成長かなと、自分で感じます。
いまだにとても未熟で勉強しなくてはならないことが沢山あるんですけど、
声の出し方とか、表現の仕方とか、僅かに変わっているような気がします。
た、たぶん……。
きっと……。
すみません、色々、自信なくて……。
Q:その他全体の感想・メッセージ・アピールなどなんでもどうぞw
ジャケットが萌えでした!ILCっていったら風景画!
みたいなイメージがあったのですけど、可愛らしいですよね~^^
こういうのもいいなぁと思いました。
いつものILCとは違うんだぞ、みたいなオーラ感じます。
素敵な企画にお誘い頂いて、有難うございました。
【さりげなく宣伝】
今回参加している、遊女さん、葉山りくさん、aya*kさん、私で、
秋M3に向けて、怪盗集団Jupiterプロジェクトなるものを立ち上げています。
そっちでは、また、メンバーの違う一面を楽しめると思いますので、
そっちもよろしくお願いします~!
http://soranetarium.com/jupiter/